2021年07月14日
緊急避難の噺 後編
羽田からバスで20分
横浜みなとみらいの政府指定ホテルに到着しました。
何かの誓約書にサインをして各部屋に向かいます。
部屋はみなとみらいが見渡せる方面でしたので解放感は多少ありますが
広さは11平米ほどのベッドがメインのお部屋。
運動不足は否めませんが綺麗な部屋です。
さてこれから6日間、テレワークと心の安らぎを行います。
日本食うまいのは言うまでもなく。
(この9マス弁当が3食部屋に届きます、みそ汁無し)
(部屋のお茶、コーヒーは追加注文できます、水は食事の時に一緒にもらえます)
夕日が平和な雰囲気を。
遠くに富士山も。
かっぷるいっぱい乗ってるのだろうなーと考えながら寝ます。
しかし寝れない。テレビから聞こえてくる声をぼけーっとみながら一日が終わります。
3日目
恐怖のPCRテストです。
朝一の食事前に採取し、その後朝食、昼食をすぎて15時頃部屋の電話がなります。
「陰性です、残り3日よろしくお願いします」
ほっとしました、実は別の便で帰った同僚が3日目で陽性となり、病院へ移送されました。
2週間ほど入院後に無事退院されましたが、当時は気が気でありませんでした。
快適なテレワークのはずが6日も部屋から出れないと気分も下がります。
キャンパーとしてもっていたアウトドアシートが意外と役に立ちます。
ホテルは土足なので一応はだしのスペースを設けるのに一役。
そして6日目
最後のPCR検査を朝一で受けて、夕方の結果まで部屋を片付けて待ちます。
ここで陽性が出る事もあるのかわかりませんが、落ち着きません。。。
結果、は陰性で即刻ホテルを出るバスに乗ります。
同じタイミングの人が同じフロアにいますので、1名ずつエレベーターにのって
地下駐車場からバスにのり、再び羽田で解散となります。
もちろん羽田から公共交通機関は使えません。
会社が用意したリムジンに乗って残りの待機期間を自宅近くの
ビジネスホテルへと移動します。
うーん広さは変わりませんが、自主隔離の期間は食事等で短い間の外出は許可されてます
(食事は自分で確保のため)
なので厳密にいうと個人の良心によります。むろん私は弁当やコンビニで食事をかって部屋で
食べる毎日を過ごしました。
14日の隔離期間中、政府からは3つのタスクが課せられます(帰国者はスマホを一人一台確保が条件です、空港でレンタルもあります)
その1,一日1回の体調報告、メールが届くのでリンクから回答。
その2,一日2回ぐらいの位置情報ここだよボタン。
その3,一日1回のビデオ通話。
3つのタスクを無事に完了する必要があります、感染拡大防止には守る事が大前提。。。(オリンピックはしらね。。。)
最終日、政府アプリがちゃんとお礼の言葉を述べてくれました。
日本はとても平和でみんながマスクを着けての行動で誇らしいです。
Posted by フロウ at 15:18│Comments(0)
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