2019年05月06日
早戸川で渓流野宿して釣りをした日記
2019年GW T君と二人で渓流野宿した記録
4月28日日曜日
GWに入ってから雨ばかりであったがこの日から二日間は晴れの予報で
無事渓流泊しながらの釣りを実行する事に。
日曜日お昼、Tの用事が終わるのを家でゴロゴロしながら待っていると
そろそろ出発できるとのLINE。
昨日の夜適当に詰めた35Lのリュックの重量は測ってはいないが体重90キロの自分がふらつくレベル。
ウルトラライトハイクに対抗して、ヘビーロードハイク。
それがその後の山歩きに対して敗退する理由でもあった。
14時途中の清川村手前のセブンイレブンでビールとツマミを買い早戸川林道終点を目指す。
林道終点に着いて歩き出した時間は15時、標高605M
途中車が多くいたが終点には1台だけ、準備中に戻ってきたハイカーが帰る時間でもあり、みなこえを
かけて頂きありがたい。
伝道から本格的な登坂コースに入るが、渓流装備の自分たちは一度川沿いを歩いてみる。
すぐに大岩が連なる川であきらめて引き返す、ロスタイム10分。
戻り、登坂開始するがいきなりの旧坂で後ろにひっくり返りそうである。
足元ばかりを見ながら歩くこと数分。もう帰りたい。。。
前方から登山帰りの一人が降りてきた。
釣り竿ケースが見えたので、釣れましたか?と聞いてみると
「実は帰りに釣ろうと思って持ってきたのですが、帰りに道に迷い
携帯GPSを頼りにここまで戻ってきました、疲れたので竿はだしてません」
・・・かえろうかな。いや、もう雷平までは無理だと。
(帰ってきて色々なブログを見てると、とても錘をもった素人が夕方から歩けるコースではなかったと反省)
そう、無理は禁物!
造作小屋を過ぎて
快適な道からの
崖。
リュックから飛び出したマットが引っかかって危ない。
本で読んでわかっていることを体験して、さらに慎重になる。
何本かの橋を過ぎたところで
はいしゅーりょー。
立体感のない写真では伝わらない、怖さ。
こんなところは危ないので行きません!
すぐに戻って、崖を降りたところでの川原で
「ここをキャンプ地とする」に決定。
はい、休憩から。テントを張って、薪を集めたら明るいうちに少しだけ竿を出す。
すぐにあたりがあったが、糸を絡ませたので、T君を呼んで釣っていただく。。。
良いサイズのヤマメを魚に焚火の夜は更けていった。
22時前にそれぞれテントに入ったが、川の音と、獣の気配と聞いたことのない
何かの音。
耳ばかりがさえてくる。
とりあえず横になっていると何かの唸り声で目が覚めた。
ウー、ウー
Tがうなされているのだろう。
大きく咳払いをして存在をアピール。
「ゴホンッ」
ウー、ウー。
なかなかしつこい。
テントの中から声をかける。
「T、どうしたー」
ウー、ウー。
なんだか苦しそうである。
仕方ないがヘッドライトをつけてテントを出る。
真っ暗闇に、ヘッドライトの照らした場所だけが写し出される
そこに見える、木の陰、岩の陰、すべてがホラー。
Tのテントを照らすライト。
特に変わったことはないが中からウーとうなりごえ。
近づきながら声をかける。
テントを揺らしてみると。。。
・・・
「はあぁー 助かった、 食われてる夢を見ていた」
「金縛りになったよ」
なんでやねん!と大きな声をだして、自分の緊張感から逃げ出す。
山に響く「なんでやねん!!」
そのまままたテントに戻って寝る事にした。
まぁこんな山の中で寝てると色々考えてしまうよね。
熊んていないよ、この辺ではと夕方話をしていたが
帰ってきて、清川村でも熊が出たとの情報を見て
それよりずーっと山奥にいた自分たちの場所は
完璧な獣のテリトリー。
朝になり、ゆっくり朝食をとっていると、下流から沢登の青年。。。
釣り竿を構えている自分にかるく会釈して、川を上っていく。
・・・
しかたない、今日はあきらめて帰るとするかとTと話をして
帰路に付いた。
早戸川管理釣り場は朝の8時にはすごい人出。横目に見ながら帰る。
釣果0。
楽しい24時間であった。
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4月28日日曜日
GWに入ってから雨ばかりであったがこの日から二日間は晴れの予報で
無事渓流泊しながらの釣りを実行する事に。
日曜日お昼、Tの用事が終わるのを家でゴロゴロしながら待っていると
そろそろ出発できるとのLINE。
昨日の夜適当に詰めた35Lのリュックの重量は測ってはいないが体重90キロの自分がふらつくレベル。
ウルトラライトハイクに対抗して、ヘビーロードハイク。
それがその後の山歩きに対して敗退する理由でもあった。
14時途中の清川村手前のセブンイレブンでビールとツマミを買い早戸川林道終点を目指す。
林道終点に着いて歩き出した時間は15時、標高605M
途中車が多くいたが終点には1台だけ、準備中に戻ってきたハイカーが帰る時間でもあり、みなこえを
かけて頂きありがたい。
伝道から本格的な登坂コースに入るが、渓流装備の自分たちは一度川沿いを歩いてみる。
すぐに大岩が連なる川であきらめて引き返す、ロスタイム10分。
戻り、登坂開始するがいきなりの旧坂で後ろにひっくり返りそうである。
足元ばかりを見ながら歩くこと数分。もう帰りたい。。。
前方から登山帰りの一人が降りてきた。
釣り竿ケースが見えたので、釣れましたか?と聞いてみると
「実は帰りに釣ろうと思って持ってきたのですが、帰りに道に迷い
携帯GPSを頼りにここまで戻ってきました、疲れたので竿はだしてません」
・・・かえろうかな。いや、もう雷平までは無理だと。
(帰ってきて色々なブログを見てると、とても錘をもった素人が夕方から歩けるコースではなかったと反省)
そう、無理は禁物!
造作小屋を過ぎて
快適な道からの
崖。
リュックから飛び出したマットが引っかかって危ない。
本で読んでわかっていることを体験して、さらに慎重になる。
何本かの橋を過ぎたところで
はいしゅーりょー。
立体感のない写真では伝わらない、怖さ。
こんなところは危ないので行きません!
すぐに戻って、崖を降りたところでの川原で
「ここをキャンプ地とする」に決定。
はい、休憩から。テントを張って、薪を集めたら明るいうちに少しだけ竿を出す。
すぐにあたりがあったが、糸を絡ませたので、T君を呼んで釣っていただく。。。
良いサイズのヤマメを魚に焚火の夜は更けていった。
22時前にそれぞれテントに入ったが、川の音と、獣の気配と聞いたことのない
何かの音。
耳ばかりがさえてくる。
とりあえず横になっていると何かの唸り声で目が覚めた。
ウー、ウー
Tがうなされているのだろう。
大きく咳払いをして存在をアピール。
「ゴホンッ」
ウー、ウー。
なかなかしつこい。
テントの中から声をかける。
「T、どうしたー」
ウー、ウー。
なんだか苦しそうである。
仕方ないがヘッドライトをつけてテントを出る。
真っ暗闇に、ヘッドライトの照らした場所だけが写し出される
そこに見える、木の陰、岩の陰、すべてがホラー。
Tのテントを照らすライト。
特に変わったことはないが中からウーとうなりごえ。
近づきながら声をかける。
テントを揺らしてみると。。。
・・・
「はあぁー 助かった、 食われてる夢を見ていた」
「金縛りになったよ」
なんでやねん!と大きな声をだして、自分の緊張感から逃げ出す。
山に響く「なんでやねん!!」
そのまままたテントに戻って寝る事にした。
まぁこんな山の中で寝てると色々考えてしまうよね。
熊んていないよ、この辺ではと夕方話をしていたが
帰ってきて、清川村でも熊が出たとの情報を見て
それよりずーっと山奥にいた自分たちの場所は
完璧な獣のテリトリー。
朝になり、ゆっくり朝食をとっていると、下流から沢登の青年。。。
釣り竿を構えている自分にかるく会釈して、川を上っていく。
・・・
しかたない、今日はあきらめて帰るとするかとTと話をして
帰路に付いた。
早戸川管理釣り場は朝の8時にはすごい人出。横目に見ながら帰る。
釣果0。
楽しい24時間であった。
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Posted by フロウ at 21:41│Comments(0)
│釣り